July 30, 2022

Addictone Custom JM Modelエレキギター完成

昨年オーダーしていたAddictone Custom JM Modelエレキギター、USA製のボディ&ネックがコロナ禍でなかなか入荷せずオーダーから1年以上を要しましたが、ついに完成しました!

オーダーのきっかけは、緊急事態宣言期間中にJPシリーズのオーダーセールをやっていたこと。

直近で依頼したFGCC Brass-Top Teleのリフレット&セットアップがとても良かったため、Addictoneのギターを1本は入手したいという気持ちが高まっていました。

Addictoneといえばオリジナルモデル“Arena”が筆頭に上がりますが、Arena以前は、ジャズマスタータイプに特色があるという印象を持っていました。

ジャズマスタータイプはこれまで所有したことがないのですが自分の好みに合いそうと感じており、この機会にオーダーしよう! と決めました。

JPシリーズのセールにオプションを追加していく方向で検討していたのですが、JPシリーズは“プリセット回路無し”で仕様が固定されており変更が効かなかったため、Customシリーズで作っていただくことに。

当初はプリセット回路無しで構わない気持ちだったのですが、検討の過程でFenderジャズマスターを楽器店で試奏させてもらった際に、思いのほかプリセット回路でToneを絞った音色が良くて、方針変更しました。

メイン回路のToneと抵抗値が異なりますし、ジャズマスタータイプを初めて所有するので、まずはフル機能を経験できる仕様がベターと判断しました。

実際に、完成したJMを弾いた感触としても、プリセット回路の音色も使いでがある感じで、搭載して良かったです。メイン回路でフロントP.U.を選択したときと、プリセット回路にしたときと、(どちらもVol.・Toneとも全開でも)音色がガラッと変わります。

JPシリーズよりも価格がだいぶ上がりましたが、そのおかげで、ナット幅41.3mm、“細め厚め”のネックプロファイルにすることもできました。

これは1月に購入したAddictone Classic Modernと同じネックプロファイルなのですが、Custom Modernが9.5インチ〜12インチのコンパウンドラディアスなのに対して、JMはフラットな12インチで、握り心地はJMのほうがモッチリとした厚みを感じます。

ボディはアルダー。ネックは柾目のローステッドフレイムメイプルで、バインディングあり。

フレイムメイプルネックですが、マッチングヘッドストックにしました。塗り潰すのではなくシースルーで、フレイムも見える仕上がりです。

指板はローズウッド。鍔出しの22フレットでブロックポジションマーク。

指板ラディアス12インチ、フレットはJescar #55090。これはb3 SL-Kと同じ仕様にしました。

ピックアップはLindy Fralin。AddictoneのJMモデルでは定番のピックアップです。

重量は、体重計での計測ですが、およそ3.6kg。

ルックス、音、弾き心地、すべて満足しています。ジャズマスタータイプを所有するのが初めてなので、いろいろと新鮮で楽しいです。じっくりと付き合っていきたいと思います!


Addictone Custom JM Model #413
Specification

  • アルダーボディ
  • フルラッカー塗装
  • Deep Blueシースルーカラー
  • マッチングヘッドストック
  • 柾目ローステッドフレイムメイプルネック
  • ナット幅:1-5/8"(41.3mm)
  • ネック厚み:.845" at 1st fret / .975" at 12th fret
  • 指板:ローズウッド
  • 指板ラディアス:12インチ
  • ブロックインレイ&セルバインディング
  • 鍔出し22フレット
  • フレットワイヤー:Jescar #55090
  • チューナー :Gotoh SD91 MG-Tロックペグ(Addictone標準)
  • USA製 茶べっこう柄ピックガード
  • プリセット回路あり
    (Addictone標準仕様はプリセット非搭載)
  • ピックアップ:Lindy Fralin
    (クリームカバーに換装)
  • ソンブレロノブ(ブラック)
  • Jim Dunlop STRAPLOKロックピン

» Continue reading

| | Comments (0)

April 17, 2022

Jersey Girl Homemade Guitars GOOSE “Rinty” エレキベース購入

昨年から、予定外、想定外のご縁に恵まれています。2本目のJGHG。Jersey Girl Homemade Guitars GOOSE “Rinty”を2月にお迎えしました。

2012年暮れ、HARVESTでの出会いから9年余りの時を経て、突然の再会はヤフオク!にて。

ベースギターはBacchus WL4-ASH/RSMで必要充分と思いつつ、縁があればJGHGのベースも欲しいなぁ、でもベースは自分には1本が適正な本数だよなぁ、などと考えておりました。

そんな折に、他ならぬRintyが、ヤフオク!に出品されていることに気づいたのです。価格も、JGHGの作品としてはリーズナブルな設定。終了間際に入札してみようと考えていたのですがうっかり寝落ちしてしまい、入札し損ねたまま終了し、縁が無かったかと思いましたが、他の人に落札されたのではなく入札無しでの終了で、数日後に値下げして再出品されたので、今度はすかさず入札を敢行。終了間際に競りになりましたが、無事に落札できました。

今後、自分名義のライヴをやるとしてもベースヴォーカルは考えづらいため、外でお披露目する機会が無いのに所有して良いものか悩みましたが、いずれ10年後か20年後か、次のオーナーに引き継ぐときまで、仕舞いっ放しにしたりインテリアとしてただ飾るだけにしたりせず、自宅で弾いてメンテナンスしてコンディションを維持するのも楽器所有のひとつの在りかた、愛情だと考えて、思い切って入札しました。


JGHGといえばウッドインレイですが、GOOSEシリーズは全体的にウッドインレイ控えめで、杢目を魅せる傾向が強いと感じます。Rintyも、まずはなんといってもトップのキルテッドメイプル。深い杢目がキラキラと揺らめきます。かなり厚みがあって、ホーン内側を裏から見たときにも杢目を堪能できます。バックのホンジュラス・マホガニーのリボン杢や、メイプルネックにバーズアイが出ているあたりも嬉しいポイントです。私が当時よりも杢目を愛でる嗜好が強くなっており、今がお迎えするタイミングだったということなのでしょう。

2012年のHARVESTでは、心揺さぶられながらも即決はできず悩んでいるうちに嫁ぎ先が決まったと聞いて「縁が無かった」と思っていましたが、当時は機が熟していなかったのだろう、と思えます。

2012年に試奏した際はネックが細いと感じていましたが、これはRintyが細いのではなく、当時所有していたSadowsky TYOのネックが太かったのだと思います。細過ぎず、しっかりした握り心地です。

また、当時は「軽い」と感じていたのですが、今回、到着してケースから取り出したときにズシッと重さを感じました。体重計で測ってみたところ、4.4kgくらい。スペックシートには4.70kgと書いてありました。

Bacchusは22フレットでピックアップフェンスを装着しているのに対して、Rintyは24フレットでフェンス無し。スラップは特に演奏性が異なりますが、数日で慣れました。

楽器店ではなく個人の出品で、メンテナンスが行き届いている状態ではない感じだったので、入手早々、JGHGに送って再セットアップを依頼。とても弾きやすいです。弦高低めに感じるのですが、測ってみると標準的なセッティングでした。ネック、指板のバランスが良いのでしょう。

ライヴの予定が無くても、バンドに参加していなくても、ギターやベースを弾くのは楽しいです。ベースを楽しむ時間を JGHGの作品と過ごせること、とても嬉しく、恵まれていると感じます。


Jersey Girl Homemade Guitars GOOSE “Rinty”
Specification

  • Maple neck
  • Rosewood fingerboard
  • Maple / Walnut top - Honduras Mahogany back body
  • 34 inch Scale length
  • 2 original Single - Coils
  • 2 volume, 1 tone

» Continue reading

| | Comments (0)

January 16, 2022

Addictone Classic Modern SSHエレキギター購入

新年早々、Addictone Custom Guitarsのエレキギターを購入しました。まったく予定外でしたが、縁があったのだと思っています。


この機体の仕様は前から気になっていたのですが、マッチングヘッドでないこともあり、購入検討対象ではありませんでした。

昨年末、仕事納めの日。楽器店の近くを通りかかったときに、ふと気が向いて入店。試奏したら、グワっと心を掴まれてしまいました。とても弾きやすくて、とにかく音が良い。見た目も格好良い。諸々工面して初売りの日にお迎えしました。

大別すればストラトキャスタータイプになると思いますが、その枠に収まらない独自の魅力がたくさんあります。

ボディはアルダーで、フレイムメイプルトップ。フレイムが均一・端正ではなく暴れているのが、デジマート等で写真を見ていたときはどちらかというとネガティヴに捉えていましたが、実際に見るとえもいわれぬ迫力があり、バースト塗装も含めて雰囲気抜群です。

ディンキーシェイプで重量およそ3.3kg、軽くて抱えやすいです。ホーンがかなり細いのですが、ピックガードの形がホーン部分をカットしたJames Tyler風で、デザイン上のバランスも良好です。ホーン部分のフレイムも見えますしね。パールのピックガード好きなのでそれも嬉しいところです。

ネックは、ローストでもなければフレイムやバーズアイでもないシンプルな「柾目メイプルネック」なのですが、その柾目がビシッと真っ直ぐで、とても美しいです。細め厚めのネックシェイプにコンパウンドラディアス指板で、握り心地、弾き心地、良好です。James Tylerの1959 ovalというネック仕様がベースになっているとのこと。6100フレット(恐らくJescar #57110)も弾きやすいですね。ポジションマークが、指板上・側面どちらも白蝶貝というのも嬉しい仕様です。

ローズウッド指板だとマッチングヘッドが好きなのですが、この機体のヘッドは柾目の断面に細かな杢目が入っているのがすごく格好良くて、気に入っています。ボディのWhale Blue Burstが、メイプル/アルダーの木肌の色味を残した絶妙なカラーリングで、ヘッドのナチュラルカラーが浮いて見えづらいところも良いです。

ピックアップはAmalfitanoのSSHセット。AddictoneといえばAmalfitano、というくらい(Addictoneでは)定番でしたが、コロナ禍以降、新規に入手できない状況になっているらしく、稀少なピックアップです。ボディやネックの影響もあると思いますが、倍音が豊かな印象です。

外側のToneノブが、リアピックアップのコイルタップ・ブレンダになっており、1でバリっとカラッとしたシングルコイル、10でハムバッカー、5くらいだとP-90を彷彿とさせるジューシーな音色、どれもイイ音です。積極的にコントロールしたくなります。

で、アウトプットジャックが、(船形ジャックをボディトップに配置するのではなく)サイドジャック仕様で、外側Toneノブが操作しやすいのです。杢目が暴れているところを魅せつつ、機能面でも理に適った仕様です。

弾き心地について、試奏のときはそこまで感じなかったのですが、購入して自宅で弾いて感じたのが、出音の速さです。ピッキングに対するレスポンスが速く、慣れるまで左手がモタついてしまうほどでした。ギターを弾いて「音が速い!」と感じたのは初めてで、今後のギターライフに新境地をもたらしてくれそうです。

これだけの魅力が詰まった機体が、なぜか即売れせず、私が試奏するまで残っていた。待っていてくれたのだと思っています。


Addictone Classic Modern SSH -Whale Blue Burst-
Specification

  • Alder body
  • Flame maple top
  • Quarter sawn maple neck
  • Rosewood fingerboard
  • 9.5”-12” compound radius
  • 6100fret
  • .845 at 1st fret .975 at 12th fret
  • 1-5/8” nut width (41.3mm)
  • Bridge : Wilkinson VS100n
  • Tuner : Gotoh SD91 MG-T
  • Color: Whale Blue Burst

» Continue reading

| | Comments (0)

January 08, 2022

2022年の過ごしかた

SMALL-FIELDブログをご覧くださりありがとうございます。喪中につき新年の挨拶は控えさせていただきましたが、2022年の過ごしかたについてはエントリしておきたく思います。

とても大きな変化として、2021年末から取り組んでいるのですが、自宅での飲酒を控えることにしました。

飲んだ翌日は、飲まなかった日の翌日に比べて心身とも低調になりがちで。自身のパフォーマンスを上げる・保つためには飲まないほうが良い、ということは、前から気付いていました。

このところ色々あって、この先の人生、自宅で飲酒を愉しむことよりも活動時間を有意義に使うことを優先させたい気持ちが強くなり、ちょうど、家飲み用のアルコールの備蓄が無くなったタイミングだったので、そのまま補充しないことにしました。

「飲酒を止めた」というよりも「朝からシャッキリ活動できる自分を選んだ」という感覚です。

ハレの日の乾杯までノンアルコールにするか、そういった機会では解禁とするかは未定です。今後の流れに委ねたいと思います。

日々の過ごしかたとしては、ギターおよびエフェクタを大幅に刷新したので、それらの新機材をいっぱい弾いて、演奏および音作りのレベルアップを図りつつ、今年こそは新曲を書ければと思っていますが、はてさて。

まだまだCOVID-19警戒モードを緩められ情勢ではないですし、アレコレと欲張らずに、淡々と日常を紡いでいければと思います。

» Continue reading

| | Comments (0)

December 31, 2021

よかった探し/2021年を振り返って

今年も大晦日になってしまいましたが「よかった探し」「2021年の振り返り」をやっておきます。


2021年は、ギターライフの大きな転換の年となりました。

ギターのラインアップを大幅に刷新、ずっと憧れていたJersey Girl Homemade Guitarsのギターを手に入れました。


ギター刷新が刺激剤となり、気になるエフェクタを買い込みました。


アンプ周りにも投資しました。真空管ギターアンプも検討したのですが置く場所の確保ができず、アンプ&IR CABペダル、ワイヤレスヘッドホン型アンプを購入。


楽器や音楽関連の小物、工具も色々と。


年頭に掲げた目標の振り返りですが、「新曲を完成させる」は、結果としては進捗せず。折々で取り組んではいたのですが、断片のままで曲としての形にはなりませんでした。2020年に降りてきた断片は、自分の中にそっと仕舞っておくことにします。

「食習慣を転換する」については、概ね定着し、体重も12 月の平均で前年比8kg減。


COVID 19ワクチン、無事に2回接種できました。大規模接種センターのオペレーション、さすがでした。


春に昇給昇進、管理職になりました。

体調面では課題の残る一年でしたが、なんとか持ち直すことができそうです。


春・夏と近親者を見送りました。


今年も惣’s Barには足を運ぶことができませんでした。これで丸2年、ご無沙汰していることになります。惣’s Barに限らず、外で飲むことがほとんどなかったので、その分を音楽機材に突っ込んだ形です。


といったところで、浮き沈みはありましたが、今年も無事に大晦日を迎えられたこと、「よかった探し」ができる環境にあることに感謝します。

それでは皆様、良いお年をお迎えください。

» Continue reading

| | Comments (0)

December 29, 2021

Jersey Girl Homemade Guitars coota “Soda” エレキギター購入

いつかはJersey Girl。

2021年、最大のハイライト。Jersey Girl Homemade Guitars coota “Soda”をお迎えしました。

Tsuyoshi.Oさんと2003年ごろ、セキタヒロシさんと2004年ごろに知り合って以来、Jersey Girl Homemade Guitars (JGHG) は、身近で、憧れの存在でした。HARVESTでRintyに心揺さぶられたりもしながら早幾年。山野楽器でも見かけなくなって半ば諦めていたのですが、先日、ユーズドでSodaが出ているのを見かけて、すぐに試奏にいきました。

Jersey Girl Homemade Guitars coota Soda カーヴドトップ。ネックだけでなくヘッドまで施されたバインディング。ヘッドストック&ボディの、ウッドインレイのパーフリング。鮮烈なバーズアイメイプルトップ。細めで、かつシッカリとした握り心地の柾目ウォルナットネック。SSHのピックアップ配列に2点支持トレモロ。絶妙な位置に配されたVolノブ&PUセレクタ。

仕様・外観・音・演奏性、すべて申し分なく、即決して連れて帰りました。

外観では、まず、ウッドマテリアル。ボディトップは名前の通り、ソーダ水の泡がハジけるようなバーズアイメイプル。木製のピックガードやピックアップカバーもバーズアイですがこちらはナチュラルカラーで、メイプルの煌めきを堪能できます。ボディバックはすっきりした杢目のホンジュラスマホガニーです。

ネックは端正な柾目のウォルナット。とても綺麗でお気に入りです。スペックシートに記載はありませんが、センターにフレイムメイプルを挟んでいます。

指板はカリン。JGHGでは定番で、Tsuyoshi.OさんのAudry T2でも採用されています。複雑な表情をみせる独特な杢目です。それもあって指板上のポジションマーク(インレイ)が目立たず、自分は弾くときに指板をかなり見ているため「迷子になるかなー」と少し心配しましたが、数日で慣れました。

そして、JGHGといえばウッドインレイ。近年のJGHGは、ウッドマテリアルの表情を前面に出してインレイを控えめにする傾向があるように思いますが、Sodaは2014年製ということもあってか、ヘッドストック&ボディのパーフリングに加えてアームレストにもインレイが入っており、ウッドインレイ欲を満たしてくれます。

ボディ・指板・ヘッドストックにバインディングが施されているのも嬉しいところです。

音・演奏性について、3基のピックアップはそれぞれ音色がハッキリとしており、フロント、センターのシングルコイルとリアのハムバッカーとのバランスが良好です。ポジション2(センター&リアのmix)ではリアのハムバッカーがコイルタップする仕様のようです。

コントロール配置も気に入っています。ブリッジあたりに置いた右手からスムーズにアクセスできるところに、ピックアップセレクタおよびVol.ノブが配されています。

私は5wayレバースイッチが不得手で、特にポジション2〜4に入れるのが苦手なのですが、Sodaは狙ったポジションに入れやすいです。Vol.ノブも、近過ぎず遠過ぎず、高さが低いためPUセレクタへのアクセスを邪魔しない、絶妙なバランスです。

ナット幅や指板Rは公開されていませんが、実測したところナット幅42.3mm、指板Rは10" - 12" のコンパウンドラディアスでした。手に馴染むプロファイルです。フレットは実測で幅2.5mm程度、高さ1.3mm程度、三晃製作所SBB-214Hでしょうか。太め高めのフレットが好みな自分に合っており、弾きやすいです。

小振りなボディですが、生音も綺麗によく鳴ります。エレキギターはアンプを鳴らしたときの出音が「そのギターの音」と承知しつつも、良いギターは大抵、生音も良いように思います。自宅ではアンプを大音量で鳴らせないこともあり、ちょっと爪弾くときはプラグインせずそのまま弾くことも多いです。

「いつかはJersey Girl」。そう願いながら、長いこと封印していた憧れが、突如、現実になりました。とても嬉しいです。これまでのどのギターとも異なる、唯一無二の存在感です。じっくり向き合い、ガシガシ弾きたいと思います。

» Continue reading

| | Comments (0)

December 25, 2021

Aria Pro II TA-55リノベーション

2021年は、自身のギターライフの大きな転換の年となりました。実施してから随分時間が経っていますが、備忘のためエントリしておきます。

Aria Pro II TA-55 は初めて買ったギターで、とても思い入れがあるのですが、音色面では見劣りする点がありました。エントリークラスでリセールバリューも見込めず、しかし、手元に置いておくなら、ちゃんと弾いて愛でてやりたい。

長年の使用でフレットの頂点がすり減って平らになっていたので、リフレットに合わせてフル・リノベーションすることを決断。Crescent Street Guitar Shopに託しました。

フレットは、前から気になっていたJescar Evolution # 55090を採用。

ピックアップはP90タイプを試してみたく、アレコレ情報収集してSeymour DuncanのP-Railsを選択。 同社のエスカッションTriple Shot mounting ringsにて、P90シングル/Railシングル/P90 & Railパラレル/P90 & Railシリーズ(ハムバッカー)を切り替えられるようにしました。

ルックス面では、指板上のポジションマークをドットからブロックに変更。さらに、ボディ&ネックの塗装も、購入から30年以上経過してヤケ具合はいい感じだったのですが表面の経年変化が“貫禄”ではなく“みすぼらしい”方向に進んでいたので、思い切ってラッカーでリフィニッシュすることにしました。

ブリッジの溝が均等に切られておらず弦間隔が不均一だったため、ブリッジごと交換。このころのTA-55は、スタッド間隔が一般的なT.O.Mよりも狭くてそのままだと交換できず、「ABR-1タイプのスタッドにナッシュビルタイプ(ラージポスト)のブリッジ」という組み合わせにしています。そのままだとガタつくので、丸棒を加工してスペーサを作っていただきました。

音に関しては、まず、最も期待していたP90が、フロント/リアどちらも期待通りにイイ感じです。カッティングやコードストロークにはフロントのP90 & Railパラレルが合います。Triple Shotで簡単に切り替えられるので、アレコレとサウンドバリエーションを楽しんでいます。ブリッジ側のTriple Shotのスイッチがパームミュートの際に触る場所にあり、けっこうチクチクする感じがあったのですが、しばらくしたら馴染みました。

リノベーションした時点ではピックガードをつけていたのですが、TA-55を預けていた5ヵ月の間に、b3 SL-Kのピックガード無しの感覚にすっかり慣れ、TA-55のピックガードのほうに違和感を覚えるようになっていたため、外しました。白いボディにブラックガードが外観のアクセントになっていたので外すとどうかな、と思いましたが、ピックアップが黒になったので(元はゴールドカバー)、ピックガード無しでバランス丁度良い感じです。

ストラップは、b3 SL-K用に調達したMoody StrapsのパープルをTA-55で使うことにしました。

イイ感じにリノベーション、グレードアップできて嬉しい限りです。Crescent GuitarsのJinさんに感謝です。

この先、元気にギターを楽しめるのは、あと20年か30年か。ここからまた、ゆっくり愛でていこうと思います。

| | Comments (0)

November 21, 2021

FGCC Brass-Top Teleリフレット&コントロール変更

今年2月から4月にかけて、FGCC Brass-Top Teleのリフレット&コントロール変更を実施しました。実施から随分時間が経ってしまいましたが、備忘のためエントリしておきます。

所有しているギターを取っ替え引っ替え弾き比べて、「指板ラディアス緩め(フラットめ)」「フレット太め高め」が好みということがわかってきたので、フレットが減ってきたFGCC Brass-Top Teleのリフレット&指板ラディアス変更を検討。

Aria Pro II TA-55、b3 SL-Kは指板ラディアス12インチなのですが、フェンダーらしさを残すなら9.5インチが定番のようで、さらに、9.5インチ〜12インチのコンパウンドラディアス(1フレット側から最終フレット側に向けて徐々にラディアスを変える)という手法もあると知り、これは実際に弾いてみたいなー、ということで、同仕様にモディファイされたストラトキャスターを在庫していたAddictone Custom Guitarsを訪問。コンパウンドラディアス、9.5インチ、10インチといろいろ試奏させていただきました。

フレットサイズも、本命のJescar #55090のほか、少し細めのタイプもあり、とても参考になりました。

Brass-Top Teleは、トラディショナルな7.25インチではなく9.5インチで、現状の指板Rでも弾きづらさを感じているわけでもなかったので、指板R変更はせずにリフレットだけに留めておくことに。

フレットの材質で、ステンレスも気になっていたのですが、相談の上、今回は一般的なニッケルシルバーに。サイズは、b3 SL-Kと同じ#55090にしました。

ナットも、ブラスナットがついていましたが一般的な牛骨ナットに変更。

リフレットだけであれば、いつもお世話になっている工房のほうが費用をだいぶ抑えられるのですが、今回はコンパウンドラディアスの試奏をさせていただいたこと、そして何より、「Addictoneのセットアップ」を体験しておきたかったことから、Addictoneにてリフレット&セットアップをしていただくことに。

預けるにあたって、コントロールをノーマル(1 Vol. / 1 Tone / 3 way セレクタ)に戻す作業も依頼しました。

「フロント/リアのピックアップVol.に差をつけておき、ピックアップセレクタのみでクリーン/歪みを切替え」のために2軸2連POT.による2 Vol. / 2 Tone仕様にしていましたが、その奏法は今後b3 SL-Kに委ねるであろうこと。2軸2連POT.のうち片方の挙動が怪しくなってきたこと。ピックアップセレクタも、シリーズを追加した4 Wayにしていましたが、そのシリーズの音色が今ひとつパッとしないこと。

Addictoneとしてもオススメはノーマルコントロールとのことで、せっかくなのでオススメ仕様でセットアップしていただくことにしました。

2ヵ月ほどで作業完了。まず、リアピックアップの音がすごく好みな感じになっていて、驚きました。ナットがブラスから牛骨に変わったことも影響しているかもしれません。全体的にバランスが良く、好みのサイズのフレットを打ったこともあってか、とても弾きやすくなりました。Addictoneのセットアップ、さすがです。思い切って依頼して良かったです。

» Continue reading

| | Comments (0)

February 20, 2021

b3 Guitars SL-K Gold Topエレキギター購入

新しい相棒をお迎えしました。
b3 SL-K Gold top #0020

これまで、FGCC Brass-Topテレキャスターをメインギターにしてきましたが、ある日、所有しているエレキギターをあらためて端から弾いてみたら、思いのほか、Aria Pro IIのセミアコが弾きやすくて。「自分には、ギブソンスケールのほうが合っている(弾きやすい)のでは?」という考えが降ってきたのです。

Aria Pro IIのセミアコは初めて買ったギターで、20年くらいその1本だけで練習したり曲作りしたりしてきたので、やっぱり、手に馴染んでいるんでしょうね。でも、メイン機にするには、心許ない部分がありました。

今、自分がメインギターに求める条件を考えてみたところ、「ハムバッカー2発で、2 Vol. / 2 Toneで、トグルスイッチが弦よりも下側に配置されたエレキギター」となり、インターネットでギブソンスケールのギターをあれこれ検索して、b3 SL-Kに辿り着きました。

ギブソンスケールで2 Vol. / 2 Tone、といえばレスポールですが、トグルスイッチの位置が苦手で、またネックのヘッド角度がきついのも不安があり、できればヘッド角はストレートに近いものが良いなぁ、と思っていました。SL-Kはこの点もクリアしており、仕様的には問題無し。

日本製で、Sadowsky TYOのチーフルシア菊地嘉幸さんが手掛けているというのも加点要素でした。

Webで情報収集して気持ちは固まりつつもボディカラーが決められず、気になる色が(ほぼ)揃っている店舗に突撃。トランスブルー、トランスレッド、ゴールドトップの順に試奏して、圧倒的にゴールドトップがしっくりきたので、連れて帰ることにしました。

トップのゴールドは、ギラギラ、ラメラメではなく細かい粒子で、カラシ色に近い、落ち着いた色味です。ボディバックおよびネックのマホガニーが、角度によってキラキラと美しく輝いて、綺麗です。
b3 SL-K Gold top Back

所有機では初の、ディッシュインレイです。以前は、ディッシュインレイ/ブロックインレイに少し苦手意識があったのですが、すんなり対応できました。元々、ルックス的にはディッシュインレイがゴージャスで好きなので、ようやくラインアップに加えることができて、嬉しく思います。
b3 SL-K Headstock and dish-Inlay

試奏時に「フレットがもう少し太いとなお良いかなー、まぁ、いざとなればリフレットすれば良いし」と考えていたのですが、どうやら弦が古かったのが原因だったようです。エリクサーに張り替えて、自宅で1時間ほど弾いたら、気にならなくなりました。

重量3.7kg、チェンバードボディではないと思いますが、生音も良く鳴ります。サスティーンも長くて、とても弾きやすいです。

バックコンターがあり、抱えたときの収まりも良いです。

ビグスビー必須と思っていましたが、無くても良いような気がしてきました。鳴りかたが変わると思いますし。無改造で取り付けられるキットが発売されているので試してみようと思っていたのですが、装着すると専用ハードケースに入らないのでは? と気付いたので、保留中。

あとは、ピックガードがあると、演奏性の面でもルックスのアクセントとしても良さそうな気がしているのですが、これはボディにネジ穴を開けることになるので、熟慮検討が必要です。当面はピックガード無しでいこうと思います。

Toneノブを引き上げるとコイルタップできる仕様で、でもこの仕様は演奏しながら切り替えるのが難しい、という思いがあり、6 wayスイッチへの改造を検討していたのですが、SL-Kはノブの下に適度な空間があって引き上げやすく、また「曲中でそんなに切り替えることないかなー」「6 wayよりも3 wayのほうが操作はシンプルだよなー」と思い至ったので、コントロールは無改造でいくことにします。ハムの音、コイルタップの音、どちらも、とても良いです。コイルタップ時にノイズが増えないのも、特筆すべき点です。

今後、このギターをメインに据えて活動していきます。これまでのメインギターにもとても思い入れがあり大きな決断でしたが、環境を変えることを恐れずに踏み出して良かった、間違いじゃなかった、と確信しています。


  • ボディ:Maple top / Mahogany back
  • ネック:Mahogany
  • ネックプロファイル:Standard C .830-.960
  • 指板:Pau Ferro (たぶん12" radius)
  • フレット:Jescar Fret(Dunlop #6105 type)
  • ヘッド突板:Ebony
  • ピックアップ:2 Humbucker Original Pickups, Alnico 5 magnets, 7.7k neck / 8.5k bridge
  • コントロール:2 Vol, 2 Tone (push/pull coil taps), 3-way toggle switch
  • ペグ:Gotoh SG301-20 Chrome Tuners
  • ブリッジ:Gotoh GE103B Nickel Bridge + GE101A Nickel Tailpiece
  • 付属ケース:Custom fit hardshell

» Continue reading

| | Comments (0)

January 03, 2021

2021年の過ごしかた

2020年は、「新型コロナウイルスに対応した年」でした。「惣’s Barに一回も足を運べなかった年」でもあります。「生き延びること」に軸足を置いて、ジッと息を潜めて過ごしてきました。

さて、今年ですが、「生き延びることに軸足を置いた生活」を維持しながら、「新曲を完成させる」「食習慣を転換する」この二つに取り組みたいと思います。

2019年は「NO NO NO WAY」という楽曲提供に恵まれて、自作曲を書き起こすことはしませんでした。

2020年は、夏に新曲のモチーフが降りてきて、年内に完成させようと思っていたのですが、伝えたい想いを詞に落とし込むのに難航。大切にしたい曲なので、「2020年内に完成させる」という締切のために粗くまとめ上げるのではなく、2021年に継続して取り組むことにしました。

二つめの「食習慣を転換する」ですが、ここ数年、精神的な安定を優先して、食事や飲酒に、リミットをほとんど掛けていませんでした。しかし、今後の人生を考えたときに、このままではマズいな、と思い至る出来事がありまして、単にダイエットするのではなく、根本的な食習慣を見直そうと決意したのです。

具体的な行動指針もはっきりしています。

  1. 早食いをせず、よく噛んで食べる
  2. 腹八分目を心掛ける
  3. 野菜、食物繊維を摂取するよう心掛ける
  4. 麺類のスープを飲み干さない

麺類のスープは、「食べれば栄養、残せばフードロス」がモットーでして、常に飲み干していたのですが、塩分摂り過ぎなのは間違いないですし、ラーメンだと脂質もヤバいでしょう。価値観を切り替えて、「麺や具材を美味しくいただくための“舞台装置”」とみなすことにします。

結果として、数kgのダイエットになるはず。体重オーバーも解決すべき課題なので、“食習慣の転換”を継続するモチベーションとして作用してくれるでしょう。

有意義な一年にしたいと思います。
A7a9f62ba7794bbab621b85eea3cdc96

» Continue reading

| | Comments (0)

«2021年のご挨拶